「CONTROL Resonantを自分のPCで遊べるか」「パストレーシングを使うには何が必要か」と気になっている方へ。Remedy Entertainmentの新作が9月24日に発売され、PC版では高度な光の描画とDLSS 4.5を組み合わせられます。発売日、公式の動作要件、GeForce向けの描画機能を分けて確認しましょう。

発売日とPC版の概要

Steamの製品ページは、CONTROL Resonantの発売日を2026年9月24日と表示しています。開発と販売はRemedy Entertainmentです。日本時間では25日未明の時点でSteam上の発売表示を確認できます。

前作「CONTROL」の続編で、主人公はディラン・フェイデン。舞台は異常現象に変わり果てたマンハッタンです。本作は近接戦闘を軸にしたアクションRPGで、変形する武器「Aberrant」を使います。PC版の見どころは、この広い街の照明や反射をパストレーシングで描く上位設定です。通常設定で遊ぶためのGPUと、パストレーシングを高画質で動かすGPUは分けて考えると、必要な予算が見えてきます。

パストレーシングとDLSS 4.5

NVIDIAの技術紹介によると、ゲーム内の「Ray Tracing Preset: Ultra」でパストレーシングを有効にすると、GeForce RTXではDLSS Ray Reconstructionも自動で有効になります。パストレーシングは光の経路を追って間接光や反射を計算する方式です。Ray Reconstructionは、その計算結果に残るノイズをAIで再構成し、画質と動作速度を改善する機能として案内されています。

GeForce RTX 50シリーズでは、DLSS 4.5のDynamic Multi Frame Generationも利用できます。NVIDIAは最大6倍のフレーム生成と、指定したフレームレートへ向けて生成倍率を変えるモードを案内しました。画面に表示するフレームを増やす技術なので、ゲーム内の画質設定、元になる描画フレーム、入力への反応を一つのfps値だけでまとめることはできません。まずパストレーシングとアップスケーリングで操作感を整え、その後にフレーム生成を調整する順番が実用的です。

NVIDIAが公開した「RTX 5090で4K・Ultra・パストレーシング時に最大320fps」という値は、6倍フレーム生成などのRTX機能を使った同社の測定値です。ネイティブ描画だけのフレームレートとして読む数字ではありません。ほかのGPUで同じ設定を使う場合も、解像度と描画設定を揃えた実測値で比べる必要があります。

最低・推奨GPUとストレージ

Steamの公式PC要件は、通常の最低構成と推奨構成を次のように示しています。これらはパストレーシングの最上位設定に必要なGPUを示す表ではありません。

項目 最低構成 推奨構成
NVIDIA GPU GeForce GTX 1070 GeForce RTX 3060 Ti
AMD GPU Radeon RX 5600 XT Radeon RX 6700 XT
Intel GPU Arc A580 Arc B580
メインメモリ 16GB 16GB
ストレージ 120GB、SSD必須 120GB、SSD必須

推奨構成にはRTX 3060 TiなどのRT対応GPUが並びます。一方、最低構成のGTX 1070はRTコアを搭載しません。「ゲームを起動できる目安」と「パストレーシングを使うための目安」は別です。手元のGPUが最低構成に近いなら、通常の描画設定から始めるのが自然でしょう。

ゲームの保存先には120GBの空き領域を持つSSDが必要です。ダウンロード前にストレージの空き容量を確保すると、インストールで止まらずに済みます。メインメモリは最低・推奨とも16GB。GPUだけを確認して終わりにせず、メモリとSSDも同じ表で確認できます。

GeForce向けドライバーとクラウド版

NVIDIAは本作に対応するGeForce Game Ready Driverも案内しています。更新内容と対象作品はGeForce 617.14の記事で確認できます。パストレーシングやDLSSの設定を試す前に、ドライバーを導入しておくと機能の対応状況を整理しやすくなります。

ローカルPCのGPUを使わずにプレイする選択肢として、NVIDIAはGeForce NOWでの同日提供も発表しました。Ultimate会員向けにRTX 5080クラスのサーバー性能を案内しています。クラウド版はサーバー側で描画して映像を配信するため、手元のPCにSteamの推奨GPUを搭載する方式とは条件が異なります。利用する場合は、対応地域、プラン、通信環境を確認してください。

まとめ

CONTROL Resonantは9月24日に発売され、PC版はパストレーシングとDLSS 4.5に対応します。Steamの推奨GPUはRTX 3060 Ti、RX 6700 XT、Arc B580で、120GBのSSD空き容量も必要です。最初に通常設定で自分のPCの動作を確かめ、GeForce RTXならパストレーシングとRay Reconstruction、RTX 50シリーズならDynamic Multi Frame Generationを順に試しましょう。DLSSの仕組みを詳しく知りたい方はRay Reconstruction提供開始の記事も参考になります。