2026年10月22日配信のCyberpunk 2077更新2.5で、DLSS 4.5の機能が追加されました。手持ちのGeForce RTXで使える機能は、GPUの世代によって異なります。第2世代Transformerモデルとフレーム生成の変更点を、開発元とNVIDIAの発表に基づいて整理します。

更新2.5で追加されたDLSS機能

CD PROJEKT REDが公開した更新2.5の変更履歴には、DLSS 4.5、最大6XのMulti Frame Generation、Dynamic Multi Frame Generation、第2世代Transformerモデルへの対応が並びます。NVIDIAの発表では、従来からゲームにあるSuper Resolution、Ray Reconstruction、Multi Frame Generationも新しいAIモデルへ更新されます。

機能 更新2.5での位置付け 対象GPU
Super Resolution 低解像度の画像から表示解像度を再構成。第2世代Transformerモデルを使用 GeForce RTX 20~50シリーズ
Ray Reconstruction レイトレーシングによる光の表現をAIで再構成。新しいモデルへ更新 GeForce RTX 20~50シリーズ
Frame Generation 描画したフレームの間に生成フレームを加える GeForce RTX 40・50シリーズ
Multi Frame Generation、6X、Dynamic 複数のフレーム生成と倍率の自動調整 GeForce RTX 50シリーズ

対応GPUの区分はNVIDIAのDLSS技術ページに示されたものです。RTX 20・30シリーズでもSuper ResolutionとRay Reconstructionの更新を利用でき、フレーム生成はGPU世代に応じた項目が表示されます。

6XとDynamic Multi Frame Generation

6Xは、GPUが通常どおり描画する1フレームに対して、最大5フレームをAIで生成するモードです。操作に対する応答は、ゲームが実際に描画するフレームや入力遅延にも左右されます。更新2.5では、この最大倍率をCyberpunk 2077で選べるようになります。

Dynamic Multi Frame Generationは、目標フレームレートに合わせて生成倍率を切り替える仕組みです。描画負荷の高い場面で倍率を上げ、負荷が軽い場面では必要な分だけ生成します。NVIDIAは高リフレッシュレートの画面を活用する機能として案内しています。利用するにはRTX 50シリーズが必要です。

第2世代Transformerモデル

Super Resolutionは、ゲームが低い内部解像度で描画した画像を、AIと過去フレームの情報を使って表示解像度へ再構成します。NVIDIAは第2世代Transformerモデルについて、画面の時間的な安定性、輪郭処理、細部の明瞭さを改善したと説明しています。Cyberpunk 2077では、更新2.5でゲーム内の対応モデルが新しくなります。

Ray Reconstructionはレイトレーシング時のノイズ処理に使う機能です。更新2.5ではRay Reconstructionも新しいAIモデルへ移ります。パストレーシングを使う設定では細かい反射や照明が目立つため、画質を見比べるなら同じ場面と同じ設定を使うと差を捉えやすくなります。

GeForce RTXの世代別の使い方

RTX 50シリーズなら、更新2.5で追加された6XとDynamic Multi Frame Generationまで利用できます。GeForce RTX 5070などで240Hzの高リフレッシュレート画面を使う場合、Dynamicなら目標fpsに応じて生成倍率を切り替えられます。NVIDIAアプリでもゲームごとのDynamic設定を扱えます。高負荷のシーンでは、まずSuper Resolutionとレイトレーシング設定を決め、そのうえでフレーム生成の倍率を選ぶと、画質と表示の滑らかさの変化を追いやすくなります。

RTX 40シリーズでは、Super Resolution、Ray Reconstruction、通常のFrame Generationを利用できます。RTX 20・30シリーズでは、Super ResolutionとRay Reconstructionが中心になります。更新後に設定画面へ表示される項目は、GPU世代ごとのハードウェア対応に沿って変わります。

ゲーム側にDLSS 4.5が組み込まれるため、まずCyberpunk 2077をバージョン2.5に更新します。GeForceドライバーもNVIDIAが更新2.5向けに案内するGame Ready版にそろえ、ゲーム内のグラフィックス設定でDLSSの項目を選びます。NVIDIAアプリで上書き設定を使っている場合は、ゲーム内とアプリ側の指定を確認します。フレーム生成を有効にした後は、画面の滑らかさと操作感を同じ場所で見比べると、自分の環境に合う倍率を決められます。

まとめ

Cyberpunk 2077の更新2.5では、DLSS 4.5の第2世代Transformerモデルと、RTX 50シリーズ向けの最大6X・Dynamic Multi Frame Generationが追加されました。RTX 40シリーズは通常のFrame Generation、RTX 20・30シリーズはSuper ResolutionとRay Reconstructionが主な更新対象です。ゲームを2.5へ更新し、GPUの世代に合う項目から画質と表示の滑らかさを調整できます。RTX 50シリーズを使っている方は、RTX 5070のDLSS 4設定ガイドもご覧ください。