NVIDIAは米国時間2026年10月6日、Windows向け「GeForce Game Ready Driver 617.42 WHQL」を公開しました。10月の新作・更新作品5本を対象にしたドライバーで、長時間プレイ後に『Assassin’s Creed Shadows』が終了する不具合も修正しています。対応ゲーム、修正内容、既知の問題を整理します。

617.42の対象作品と公開内容

NVIDIAが617.42の対応対象として挙げた作品は、『Call of Duty: Modern Warfare 4』『STAR WARS: Galactic Racer』『Dragon’s Dogma 2: Dark Arisen』『Microsoft Flight Simulator 2024』『Valor Mortis』の5本です。Game Ready Driverは発売直後のゲームや大型更新に合わせたプロファイル、互換性、描画周りの調整を届けます。

作品・更新 10月6日時点で発表された予定・内容
STAR WARS: Galactic Racer 10月6日発売。DLSS 4.5のSuper Resolution、Dynamic Multi Frame Generation、Ray Reconstructionに対応
Dragon’s Dogma 2: Dark Arisen 10月9日発売予定。ベースゲームの無料更新とともにDLSS 4.5へ対応予定
Microsoft Flight Simulator 2024 10月13日のSim Update 7でDLSS技術群を4.5へ更新予定
Call of Duty: Modern Warfare 4 予約者向けキャンペーン先行プレイは10月16日、正式発売は10月23日予定
Valor Mortis 617.42のGame Ready対象として掲載

発売前の作品の対応機能は、各作品の発売・更新後に利用できます。

DLSS 4.5の対応範囲

『Modern Warfare 4』についてNVIDIAは、GeForce RTXシリーズでDLSS 4.5 Super ResolutionとReflexを利用できると案内しています。RTX 40シリーズにはFrame Generation、RTX 50シリーズには最大6倍のDynamic Multi Frame Generationが用意される予定です。Dynamic Multi Frame Generationは目標フレームレートに合わせて生成倍率を変える機能で、対応するRTX 50シリーズとゲーム内の実装が必要になります。

『STAR WARS: Galactic Racer』には、DLSS 4.5 Super ResolutionとDynamic Multi Frame Generationに加え、レイトレーシングを使ったLumenの照明とDLSS 4.5 Ray Reconstructionが実装されています。『Dragon’s Dogma 2: Dark Arisen』の更新は、既存のDLSS Super ResolutionとFrame Generationを4.5世代の実装へ更新する予定です。『Microsoft Flight Simulator 2024』のSim Update 7では、最大6倍のMulti Frame GenerationとDynamic Multi Frame Generationが案内されています。

描画機能は、各作品に実装されたものを対応GPUで利用できます。RTX 20・30シリーズならSuper Resolution、RTX 40シリーズならFrame Generation、RTX 50シリーズならDynamic Multi Frame Generationという区分が、『Modern Warfare 4』の発表では具体的に示されています。

修正された不具合と残る既知の問題

公式リリースノートに明記されたゲーム関連の修正は1件です。ドライバー616.56へ更新した後、『Assassin’s Creed Shadows』を長時間プレイするとデスクトップへ落ちることがある問題を、617.42で修正しました。NVIDIAが示した管理番号は「6685219」です。一般的な不具合修正の欄は「N/A」となっており、公開資料には別の一般修正項目は列挙されていません。

電源管理モード「Prefer Maximum Performance」が正しく適用されない場合がある問題は、617.42の既知の問題に残っています。管理番号は「6007998」です。

対応GPUと導入方法

617.42のリリースノートはWindows 10/11向けです。対応製品一覧には、デスクトップ向けGeForce RTX 50・40・30・20シリーズやGTX 16シリーズ、対応するノート向けGeForce GPUが掲載されています。個々のノートPCでは、搭載GPUとメーカーのドライバー提供方針に沿って導入します。対応表にあるGPUなら、NVIDIAアプリまたはNVIDIAの公式ドライバーページから617.42を入手できます。

ゲームを目的に更新する場合はGame Ready Driverを選べます。制作アプリ向けには、同じ617.42という版番号の10月版Studio Driverも公開されました。Studio版はDaVinci Resolve 21.1やAdobe Premiere Proなどの更新に合わせた内容です。Game Ready版では5作品への対応と『Assassin’s Creed Shadows』の修正が主な変更点になります。

まとめ

GeForce Game Ready Driver 617.42は、10月の5作品へ向けた対応と『Assassin’s Creed Shadows』の長時間プレイ後のクラッシュ修正を届けます。『Modern Warfare 4』や『Microsoft Flight Simulator 2024』のDLSS 4.5対応は、それぞれのゲーム発売・更新時期と対応GPUの条件で利用できます。対象作品を遊ぶ予定の人は、NVIDIAの公式配布ページから更新できます。GeForce RTX 5070で使える描画機能の基本はRTX 5070のDLSS解説にまとめています。