Intel Arcで『Gears of War: E-Day』を遊ぶ予定なら、発売に向けたドライバーの内容が気になるところです。IntelはWindows向けグラフィックスドライバー32.0.101.9034 Non-WHQLを公開し、同作と『ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE』へのGame On対応を追加しました。一方、E-Dayでは一部GPUの性能問題を既知の問題として挙げています。対象製品と更新内容を、Intelの公開資料に沿って整理します。

ドライバー32.0.101.9034の更新内容

リリースノートの日付は2026年10月1日です。今回の主な更新は、2作品へのGame On Driver対応です。Intelは特定のGPUで何fps伸びるかという性能比較値を発表しておらず、リリースノートには既知の問題が掲載されています。

項目 Intelが公表した内容
バージョン 32.0.101.9034 Non-WHQL
新たに対応したゲーム Gears of War: E-Day、ACE COMBAT 8: WINGS OF THEVE
主な対象 Arc Bシリーズ、Arc Aシリーズ、Arc内蔵GPUを備えたCore Ultra
対応OS Windows 10 22H2、Windows 11 21H2~26H2
配布ファイル gfx_win_101.9034.exe、889.4MB

『Gears of War: E-Day』の早期アクセスは10月1日に始まり、一般発売は10月6日です。日程は開発元The CoalitionによるPC版の公式案内に掲載されています。Intelのドライバーは一般発売に先立って公開されました。

対象となるArc GPU

Intelのダウンロードページには、デスクトップ向けのIntel Arc B580・B570、Intel Arc A750・A770などが掲載されています。Arc内蔵GPUを備えたCore Ultraシリーズも対象です。ノートPC向けのArc Aシリーズ製品も対応一覧に含まれます。

Intelは、Arc Aシリーズなどで発生するE-Dayの性能問題を同じリリースノートに記載しています。E-DayのPC動作要件の記事では、各画質設定の目安を紹介しています。

E-DayでIntelが挙げた既知の問題

Intelは、E-DayをDirectX 12で動かしたときに「想定より低い性能」が出る対象を製品群ごとに示しています。該当するのはArc Aシリーズ、Core Ultraシリーズ1のArc内蔵GPU、そしてCore Ultraシリーズ2のArc内蔵GPUの一部です。Arc Bシリーズについて、同じ性能問題の項目は記載されていません。

GPUの系統 E-Dayに関するリリースノートの記載
Arc Aシリーズ 想定より低い性能になる可能性
Core Ultraシリーズ1のArc内蔵GPU 想定より低い性能になる可能性
Core Ultraシリーズ2のArc内蔵GPU 一部機種で想定より低い性能になる可能性
Arc Bシリーズ 上記のE-Day性能問題は記載なし

各製品群の問題はIntelのリリースノートに記載されています。

E-Day以外では、Arc B・Aシリーズで『Arena Breakout Infinite』のTerrain Surface Subdivisionを有効にした場合のクラッシュや、PugetBenchの一部テストに関する問題も既知の項目に残っています。Intelはこれらを「Known Issues」として列挙し、今回の修正完了とは記していません。

導入時の確認点

32.0.101.9034はWHQL認証版ではありません。E-DayやACE COMBAT 8をプレイする人には対応追加が更新理由になります。この2作を遊ばず、現在のドライバーでほかのゲームが安定しているなら、更新を急ぐ必要はありません。

ドライバーはIntel公式の配布ページから入手できます。Intelは、汎用ドライバーを入れるとPCメーカーが調整したドライバーを上書きすると説明しています。ノートPCでは、メーカー固有の機能を維持するため、機種のサポート情報を確認してから更新しましょう。

まとめ

Intel Arcドライバー32.0.101.9034は、E-DayとACE COMBAT 8へのGame On対応を追加したNon-WHQL版です。Arc Aシリーズと一部のCore Ultra内蔵GPUでは、IntelがE-Dayの性能問題を引き続き案内しています。E-Dayを遊ぶArcユーザーは、公式の対象製品一覧と既知の問題を確認してから更新しましょう。ゲーム側が示すGPU要件はPC版の動作要件記事にまとめています。